8月下旬から雨が多く、気温もさほど高くなかったトスカーナ。ワイン用のぶどうにとってはイマイチだったかもしれないが、そのおかげで秋のグルメには欠かせない『ポルチーニ茸』がグングンと育っていたのです!
ポルチーニはイタリアを代表する『高級きのこ』。トスカーナの名産です。香り高く、とても大きく食べ応えがあるきのこ。
乾燥した状態でも売られていて、パスタのソースや、リゾット、ピッツァのトッピングにまで幅広く使われますが、やはり旬の秋には市場で買い、塩とオリーブオイル、にんにく、ハーブをつけてグリルして、その味自体を楽しむ食べ方が最高!
レストランのメニューではお肉や魚と並んで、立派な「第2の皿」となります。まるでステーキのようにナイフとフォークで食べるのです。
フィレンツェのサン・ロレンツォ中央市場では1kg9〜12ユーロで売られていました。今朝ピストイア(フィレンツェから40キロ北)でとれたばかりだそうです! 触ってみて少し硬めなのが新鮮な証拠。
また、このシーズンのグルメに欠かせないのが『トリュフ』。イタリアではタルトゥーフォと発音します。トスカーナより少し南のウンブリア地方で採れます。たっぷりとスライスし、パスタやお肉にあえて食べるのもイタリアの秋の贅沢です。
秋はさまざまな農作物の収穫の時期で、野菜のみならずフルーツも充実。
先週末は近所の小さな村で「フィーコ(イチジク)祭り」があり、来週は同じ場所で、「カスターニャ(栗)祭り」があるそう。またぶどう祭りなどもやっています。このようにいたるところで秋の収穫を祝う祭りが行われているのです。農業国だな〜と実感します。
『ざくろ』はあまり日本ではみかけることがないと思いますが、こちらでは庭にざくろの木があるのは珍しい光景ではありません。もちろん食べもしますが見た目がかわいいため、テーブルのオブジェとして飾られたりもします。またカラヴァッジョの作品でもみることができるように絵のモチーフとしてもよく使われるようです。
9月10月はぶどう、そして11月はオリーブの収穫と秋のイタリアは大忙しなのです!