オペラ発祥の地フィレンツェ
フィレンツェが「オペラ発祥の地」だということをご存知でしたか? 16世紀末に世界で初めてオペラが上演されたのもフィレンツェ。イタリアで最古の、そして国際レベルで最も重要な音楽祭の一つといわれている「フィレンツェ5月音楽祭」は1933年にスタートし、戦時中は一時的に中止されたものの、今年で69回目を迎えます。ソフィアローレン他、有名デザイナー、政治家なども来るそうです。
この音楽祭は「マッジョ(5月)・ムジカーレ」という名だけに5月を中心とした4月末から6月下旬にかけて約2ヶ月間、オペラ、オーケストラ、ピアノ・リサイタル、バレエ等がフィレンツェ旧市街のいくつかの会場で行われます。
音楽祭のメイン会場は2003人収容の「コムナーレ劇場」。フィレンツェでは最大の劇場です。1864年に野外劇場として設立され、のちに屋根がつけられました。その後の戦争で大破されてしまい改装されたため、すっきりとしたデザインで音響なども非常によいのです。
そしてその首席指揮者を1985年以来務めているのは、世界的有名なオペラ指揮者の第一人者であるインド出身の「ズービン・メータ」氏。誕生日が4月29日なためこの音楽祭で毎年お祝いをしています。今年で70歳になりました。
「マッジョ・オーケストラ&合唱団」も70年以上もの歴史があり、この音楽祭以外でもいろんな場所で活躍している。日本人の方も3名ほど活躍されているようです。
さて、気になる上演内容ですが、注目を集めるミラノ出身の指揮者「ダニエレ・ガッティ」のコンサート。ズービン・メータ総指揮&ルカ・ロンコーニ監督によるオペラ「ファルスタッフ」。G・ヴェルディの最後の作品で、原作はシェイクスピアのもの。衣装はフェラガモが参加している。日本でも今年の秋に「東京文化会館」で上演されるそう。
バレエはReinhild Hoffmann(ラインヒルト・ホフマン)の振り付け&マッジョ・ダンツァ(5月バレエ団)による「マリア・カラス人生」。ズービン・メータ指揮の数々のコンサート。モーツァルト誕生250周年を祝うモーツァルト中心のコンサート。NYフィルハーモニーによる演奏等。
そして最終日には、フィレンツェ旧市街のメイン広場で演奏! 今年は、ドゥオーモ広場の前で6月23日21:30から行われます。中世の街中でも幻想的なコンサート。無料ですのでフィレンツェにいる方は必見!
チケットも10ユーロ〜120ユーロと(ただし安い席はすぐになくなります)お気軽に行けます。是非、いらっしゃる際はオシャレして素敵な会場で音楽に酔ってみてください。そんな夜が似合うフィレンツェです。
■マッジョ ムジカーレ フィオレンティーノ(フィレンツェ5月音楽祭歌劇場)オフィシャルHP
http://www.maggiofiorentino.com/