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こんにちは、今度からイタリア情報を届けさせていただくことになりました、イタリア、フィレンツェ在住のマリヤです。どうぞよろしくお願いいたします。
今年のイタリアは10年ぶりの大雪で北から南までとにかくよく降りました。そんな寒かった冬ですが最近ようやく暖かくなり、バール(イタリアのカフェ)は外にもテーブルと椅子を出し始め、活気を取り戻してきています。
さて、3月の行事といえば、日本では「ひな祭り」。いわゆる「女の子の日」。あくまで「女の子」の日であり、既に「女の子」ではなくなってしまった大人の女性の日ではありません。
一方イタリアには「女性の日」があるのです。3月8日!=これぞ「女性の日」、「FESTA DELLA DONNA〔フェスタ・デッラ・ドンナ〕」
つえを付いたおばあちゃんも、おしりの大きなマンマも、お化粧バッチリのおば様も皆DONNA (ドンナ=女性)。ミモザの花束で祝ってもらえるのです!
なんとも「イタリアらしい〜」と思いきや、起源はちょっと悲しいもの。1908年、ニューヨークの繊維工場で働く女性労働者が労働条件アップを求めストライキを敢行。怒ったオーナーが工場に火をつけ、そこにいた女性労働者129名を蒸し殺してしまった、という衝撃的な事件がありました。これをきっかけに、3月8日が「国際女性デー」という女性解放の国際的記念日となり、その喜びとエネルギーを表現するシンボルとして、黄色いミモザの花が選ばれたのです。
イタリアでは女性がデモ行進をするというよりは「日ごろお世話になっている女性に男性がミモザを贈り感謝をする日」であり、女性にとっては春到来とともにミモザをプレゼントされるうれしい日。花屋にはミモザだらけ、「ワゴンのミモザ売り」まで現れます。
3月のイタリア、もう一つの大切な行事が「キリスト復活祭」。3月下旬に行われる、クリスマスの次に重要な一大イベントです。フィレンツェではドゥオーモの前で中世から続いているイベントが盛大に行われます。
3月最終週の日曜日にはいよいよ「夏時間」がスタートし、日が長くなります。フィレンツェを訪れるには最高の観光ハイシーズンに突入するのです!
(文&写真:山川真理) |