Scuola del Cuoio (皮革の学校:leather school)
留学生インタビュー
夢は、これからも一職人としてこっちにいられたらいいな  斉藤茂さん(25歳)
斉藤さんは去年から今年にかけて10ケ月のコースを修了されて、現在では この学校の職人さんとして働いています。
革職人を目指されたきっかけはなんだったのですか?
旅行でスペインに行った時に、鞄作りの職人の仕事をしている姿を見かけ、それで「これだ!」って思いました。当時21歳でしたね。
日本でデザイン系の学校に行かれたりしていたのですか?
いえ、高校を卒業してから、中国の大学に考古学を学びに留学し、その後ヨーロッパ旅行していたときに起きたことだったので、特に勉強はしていません。
それでビビッと「これだ!」って思った、、。
そうですね。その後、一旦日本に戻り準備をし、スペインで馬の座(くら)を作る工房に2年ほど修行していたのですが、やはり最初に見た鞄がやりたくて、フィレンツェのこの学校の存在を知り通うことにしました。
(なんと、単純というか〔失礼)、まよいがないというか、まっすぐ一本の道を突き進む、こ〜いう性格だからこそすでに職人として働けているのでしょう、、、。と感動はさておき、)
現在は、他の職人達と一緒に働いていますが、去年コースを取られていたときは授業はどんな感じでした?
鞄のベルトの部分
ほぼマンツーマンで、教えてくれましたね。僕は鞄が作りたかったので鞄関係ばかりをやらしてもらいました。
語学学校には通われなかったそうですが問題は無かったですか?
特にはありませんでした。
マエストロ(師匠)たちはどうですか?
柔軟性があり、おもしろい人たちばかりです。
結構ちゃんとおしえてくれます。僕は、ホント最初はつきっきりで教えてもらいました。
修了したあとに、生徒としてではなく職人として働くことができるなんて珍しいケースなのでは?
ここの職人達は、ほとんどここで習った生徒みたいですよ。ちなみに僕の隣にいるマエストロは80歳でこの学校のほぼ一期生。子供のころからずっといるんです。
今後の夢は何ですか?
一職人としてこっちにいられたらいいなと思っています。
マエストロに囲まれていてあまり学生がいないので、「学校に通っている」という感じではありません。 
馬場明美さん(25歳)
馬場さんは2004年の9月から、毎日午後3時間のペースで半年間受講予定。まだ通い初めてから3週間くらいの時点でインタビューに答えてくれました。中庭に面した、日当たりのいいレンガ造りの素敵な工房。現在、生徒さんは彼女ともう一人イタリア人男性の二人。
フィレンツェに来てどれくらいですか?
去年の秋に3ケ月間語学学校に通いながら革関係の学校を探してました。そして今年改めて5月に来たのですが、事情によりしばらくお休みして、9月からここに通っています。
革関係は初めてですか?きっかけは?
大学がアパレル系でスウェードでジャケットなど作ったりしたことはあります。卒業後はイタリアのブランドの販売員をしていたのですが、やはり作るほうをメインに勉強していたので物作りがしたいと思いましたね。また卒論の時に出会ったおば様を通じて、革関係他、物作りをされている方々に会い「やっぱりものづくりはいいな」と思いました。
自分で布で鞄を作ったりはしていたのですが、本格的にやってみたくなり留学を決意しました。
この学校はどうですか?
鞄のポケットのジッパーの部分を切り、型紙を貼る。
あまり学生がいないので学校という感じがしませんね。
マエストロはかなり手取り足取り教えてくれます。ずっと横にいたりすることも、、〔笑)。あとは、よく皆でサッカーの話とかで盛り上がっています。
今は、まだ作品を一つ作るというよりは、「革を切る」「そろえる」「のりを貼る」「折る」などの分担作業的を一つ一つ教わっている感じです。
今後の目標は何ですか?
自分のデザインで鞄を仕上げてみたいです。手縫いが特にやりたいですね。
日本に戻って浅草などの小さな工房で職人として働きたいですね。


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