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1. |
学費以外にどのくらいかかりますか? |
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専門学校の学費には、基本的な材料費が含まれています。
紙やすりなどの消耗品や、基本器具は最初に購入しなくてはならない場合が多いですが、1万円弱程度とたいした金額ではありません。
特別に高価な素材(ジュエリーの場合、高価な石や、金など)を使って作品を作りたい場合は、もちろん別料金になります。
道具は学校のものを貸してもらえるところが大半ですが、使いなれた道具のほうがよいので、ご自分でご購入される方がほとんどです。入門者の場合は、最初は最低限の道具を買い、少しづつ買い足していってもいいでしょう。お店は学校の学生証をみせると割引にしてくれることもあります。イタリアと日本の道具は少し違いますので、こちらに来てから購入されることをおすすめします。 |
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2. |
語学力はどのくらい必要ですか?
専門学校への留学前にイタリア語をどのくらい学べばいいか? |
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これは専門学校で何を学ばれるかにもよります。
職人の技術系の場合、特に日本でも経験のある方の場合は片言でもなんとかなります。
技術でもまったくの初心者も場合は多少辛いでしょうが、他の日本人の生徒に助けてもらうこともできるでしょう。
しかし、デザインの歴史など講義の多い内容になりますとかなりの語学力が必要になります。イタリアで半年くらいは勉強をしていないと何もわからず相当辛い思いをされることでしょう。
職人系で、私立の語学学校で2〜3ヶ月、デザインなどは半年語学学校に通われるのがベストでしょう。もちろん費用と、時間に限りがるでしょうからあくまでも目安にしてください。
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3. |
短期でも参加できますか? |
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学校によっては可能です。(1週間からでもOk)
各学校のページに書いてありますので、そちらをご覧下さい。
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4. |
授業はいつからでも開始できるのですか? |
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これも学校によります。少人数制の学校はかなり融通が利きます。 |
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5. |
サマーコースとはどんな内容なのですか? |
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1年のコースしかない学校などでは、お試しに「サマーコース」を設けています。
大体7月に行われます。(残念ながら8月はお休みです)
2週間や1ヶ月間で、学校の雰囲気などを「お試し」するためのものです。 |
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6. |
修了、卒業後の就職先は紹介してもらえるのでしょうか? |
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私立の専門学校の1年コースでは最後にインターン(イタリアではステージといいます)があるところが多いです。ヨーロッパの学生はこのインターンの後、就職(もしくは一時的採用)というパターンも多いのでしょうが、EU外の外国人の場合は、就労ビザなどの問題もあり、そう簡単に仕事を見つけることはできません。(年々厳しくなっているようです)
それでも学校側に、企業から「人材募集」の情報は入ってきますので、チャンスがまったくないとはいえません。実際に職を手にしている人もいるようです。
ファッション関係などは、オフィスでの職の場合は、イタリア語のみではなく、英語力も大切になってきます。
工房などの小さい学校、職人系の学校の場合は特に就職をお世話してくれるようなことはあまりありません。ある程度、技術も身につき、言葉もできるようになった段階で、学校の講師を通して弟子入りっせてもらえる工房を紹介してもらったり、もしくは、自力で、工房を訪ねて交渉するしかありません。お給料をもらって工房で働かせてもらえるようになるまでには最低でも3年はかかるでしょう。
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